2018年の主役、海外取引所について
5月の日本の取引所は微妙でしたね。
3~4月は底値から2倍程度には戻した通貨は多いものの、5月は逆に下がりました。
逆に海外取引所は絶好調で、特に中国人に人気の仮想通貨に資金が集中しチャイナマネーによる激しい価格上昇が起こっています
ここではあまり日本人が言及しない取引所について解説していきます。
OKex(オーケーイーエックス)
2018年5月現在、世界最大の取引所。
日本で言うとビットフライヤーに近い存在。
USDT ( テザー社が発行している仮想通貨、1ドル=1USDTを保証している ) で買える通貨が多い。
また、OKB(オーケーボス)という取引所トークンが強い。
このトークンは今後2年間、毎週金曜日にOKexが稼いだ手数料の半分をOKBのホルダーに配当として割合分配される。
※1OKB=4ドルの場合、ROIは約8%~10%くらい。OKex全体の取引が減ると配当も減るが、増えるほど受け取れる配当は増加する。金曜日に更新、配当直前に持っていればいいという不公平性を排除するため、金曜日から保持しつづけたほうが配当割合が大きくなるように変更された。
また、OKB建てならビットコイン、イーサリアムなどのメジャー通貨が手数料ゼロで買える。
今後もOKBを利用した割引や新規通貨上場投票に使われる予定。
高セキュリティ。
パスポート必須。
出金時の確認が厳重。初回は電話かメールに連絡が来る。
ある程度英語ができる、挑戦できる方向け。
Binance(バイナンス)
元世界1位、今は僅差で世界2位の取引所。
現在はOKex、Huobi proにやられっぱなしの印象が強く、4月を過ぎて以降、あまり熱い通貨は少ない。
USDT対応通貨は少ない。
しかし取引所独自の仮想通貨、BNBコインを利用した取引手数料は世界でも最安なので、巻き返し期待。
日本人がかなり開設している。
本人確認しない場合は1日に2BTCまで出金できる。
高セキュリティかつ使いやすい。
Huobi pro (フオビプロ)
世界3位の取引所。
今年2月にHT (フオビトークン)を発行して話題になった。
HT (フオビトークン)は取引手数料の割引や新規通貨上場投票に使える。
OKexに次いで5月現在の中心地。
同じくUSDTで買える通貨が多く、使いやすい。
内部にHADAXという新規通貨向け取引所があり、知る人ぞ知る5月の主戦場だった。
※前述したHT(フオビトークン)がHADAXの新規上場で使われたため、HTは1ドル→約5ドルと大きく価格が上昇した。
日本語対応している。
高セキュリティ、Binance以上OKex以下という印象。
パスポート必須。
取扱い銘柄が魅力的かつ使いやすい。
中堅以下の取引所
追記:2018/06/06
Fcoin エフコイン
元Huobi の最高技術責任者が作った取引所。
ここも取引所トークン「Fcoin」略称 FT を発行した。
FTは取引所コインの波に乗って、なんと上場から3日で20倍になった。
Fcoinは6/6日からFT保有者に取引所収益の80%を毎日配当してくれるので、かなり美味しい。
(ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュなどのFCOINが取り扱うすべてのコインから配当あり)
まだβ版の取引所なので伸びしろはありそう。
元Huobiという知名度、使いやすいUI、6月6日にインセンティブプログラムも稼働し、集客に力をいれはじめたので、今後かなり伸びてきそうです。
Gate.io
4月の中心地だった取引所。
長期的にはどうなるか不明な通貨が多いが、上記海外大手取引所より早く上場した通貨が多かったため、4月は激しい価格上昇が起こった。
1日で100%、200%になった通貨もあり、非常に面白かった取引所。
とりあえずここまで。
5月に日本取引所で勝った人ってほとんどいないんじゃないかなという印象。
ほとんど価格上昇が起こらなかったので、日本だけでは難しすぎる。
ちなみに上記の取引所では3月~5月にかけて5倍~10倍程度になった通貨が私が知る限りでは10種類以上出ました。
これらは無料のメール登録後、使えるようになります。
関連取引所→