ビットコインは40万円台に
ビットコインは12月に30万円台で推移した後、やや回復。
材料視されていたイーサリアムのアップデートも終わりましたが、思ったより底堅い展開が続いています。
2018年12月の投げ売りで底を打ったのでしょうか、注意して見ていきたいところです。
バイナンストークン(BNB)が絶好調
今最も注目されているのは海外取引所のBNBなのは間違いないです。
12月に4ドルだった底値から現在は14ドルの上昇です。
世界最大の取引所バイナンスがBNBを使うことでしか参加できないICOを毎月1つ出すと発表し、価格が大きく上昇。
このICOで上場したBitTorrentがICO価格から5倍になったことも追い風となり、価格を上げています(*現在は5倍になったあと、価格は下がっています。)
BNBの流行は2017年のICOブームを思い出させる流れですね。
あの時はイーサリアム(ETH)がICOの支払いに使われての急上昇だったので、市場環境は違うと思いますが、流れはよく似ています。
BNBがICOへの利用で上がる→上場したICOトークンが投機的に上がる→大きく利益が出た場合、次のICOのためにBNBを買うというサイクル。
完全に雑談ですが、バイナンスはもともとBNBの使い道が複数あるロードマップを出していて、そのうち取引手数料割引が最も有名ですが、バイナンスが選んだ独自のICOもできるよって触れ込みでした。
それで2017年夏ごろにトロンのICOをやったんですが、折り悪く中国政府のICO規制でICO実施後に返金したという経緯があります。
取引所への規制もあってそれを嫌ったバイナンスCEOのCZは海外へ飛び出し、バイナンスは最終的にマルタ島へ拠点を移しました。
懐かしい。
この影響でBNBとはまったく関係ない取引所トークンも上がるという少し面白い事態になっています。