2018年も終わりなので感想でも。
今年は2017年の逆戻しのように価格が巻き戻った年になりました。
みんながただ上がるから買うというバブル絶頂期の状態からコインチェック事件を受けて乱高下し、納税前に投げ売り、その後春先には猛烈な反発があり、一度は下落が収まったかに見えました。
しかしチャートは下落トレンドに入り、新規参加者が減少したことで買い手が減り、価格もどんどん下がって今に至るといった印象です。
仮想通貨は時価総額が少ないため、価格が動きやすく、投資家の感情がかなりダイレクトに反映されます。
2017年は将来への希望しかなく、逆に2018年はハッキングなどのネガティヴなイメージが大きかったです。
ですので下がる方へ順張りし、ショートポジションを持った人は逆バブルというべき恩恵を受けた年になりました。
こういうところは面白いですよね。
歴史的な崩壊に乗ったら儲かるという所が。
ビットコインの今後ですが、まず41万円と中途半端な位置で推移しています。
僕はビットコイン自体は潰れてなくなるといった心配はしていません。
恐らくアセットクラスとして組み込まれていきそうだからです。
ただ、価格は簡単には戻らないだろうとおもっています。
最も短くても2020年はじめ、半減期前後、最悪の場合は5年くらい低迷するのかなと。
欧米金融引き締めにより、世界的金余りは縮小しつつありますし。
予想に反して来年から上がってくれたら嬉しいんですが、一般の方を巻き込まないと過去の最高値を超えるというイメージは全然できないですね。
マイナーが儲かってないのも気になります。
数十分の一になったコインもたくさんあるので、仮想通貨って何か怖いものとして認知されていると思います。
日本だけで言えばやはり利益が出たときの税金が問題で、これが分離課税に改正されたときはワンチャンスあるのかなと。
暗号資産と言ってみたりやる気はけっこうありそうなので、ちょっとだけ期待してます。
(ただし分離課税には、資産保護も十全ではない状態でホイホイ変更しないと思うので、数年後にですが。)
仮想通貨のイメージが悪すぎるから名称変更したいんだろうなという目で見てます。
でも前からいる人はクリプトカレンシー。
暗号通貨って呼ぶんですけどね。
資産っていうところはなんかモヤモヤするけど、定着するのかな?暗号資産。