6月に入りましたが、仮想通貨はなかなか面白い状態になっています。
ビットコイン価格は80万円台で推移中。
ビットコイン価格は前回の87万円から10万円落として5月29日には78万円まで落ち込んだものの、今は反発して84万円台前後で推移。
出来高は減少しており長期的にはまだまだ予断を許さない状態が続いています。
6月は新規取引所参入と再開ラッシュ
目先の話で言うとけっこう6月は面白いです。
まずSBIグループが今月仮想通貨取引に新規参入してきます。
名称はSBIバーチャルカレンシーズ。
SBIは日本人に人気のある仮想通貨 リップル を全体の10%近く持っているため注目されています。
また、住信SBIネット銀行やSBI証券などと連携して新たな投資家参入の呼び水になる可能性があります。
コインチェックの取引全面再開
6月最大の関心ごとはこれでしょう。
コインチェックは仮想通貨ネムのハッキング事件から取引に制限を設けていました。
これがマネックス主導のもと全面再開されます。
コインチェックの口座数は170万口座と言われており、このうち10%でも戻ってくるとかなり市場の様子が変わってくる可能性があります。
新規登録再開になれば新たに投資家がやってくる可能性も無くは無いです。
この動向は注目するべきです。
元祖中国3大取引所BTCCがリニューアルして再開
これはコインチェックと同じくらい大きなニュースです。
2017年8月、当時中国2位だったBTCC閉鎖のニュースは世界を駆け巡りました。
中国取引所全面規制のニュースは大きく、その際ビットコイン価格は40%超の大暴落をしました。
そのBTCCが帰ってきます。
BTCCは中国政府に従順だった取引所なのでこのタイミングで再開するのは色々勘ぐってしまいます。
現在は中国の動向が非常に重要なので、個人的にはコインチェックより影響は大きいと思っています。
6月中に再開予定で新たにさまざまな種類の通貨を追加していくようです。
仮想通貨取引高、世界1位と3位であるOKEx、Huobi pro のように価格形成において重要な役割を果たす可能性があります。
OKEx、Huobi pro が独自の仮想通貨商品を発表
これは微妙ですが中国関係なので一応追記。
それぞれOKExはOK06ETT、Huobi pro はHB10という名称の金融商品を発表しました。
これはビットコインなど既存の通貨を数種類合わせた商品で、OK06は6種類、HB10は10種類の仮想通貨を組み合わせています。
そのためこれを買っておけば仮想通貨の保有比率に悩むことがありません。
HB10は6月7日から、OK06ETFはまだ予定は出ていませんが近日詳細発表されます。
現在HB10は予約して買うことができるので、少し買いました。
こうしたインデックス商品が出てくると仮想通貨に疎い初心者、値上がりを期待して買う投資家が出てきます。
枚数が限定されており、長期保有による配当も出る商品のようのなので、人気が出そうです。
こうした分が疑似的にロックされると価格面ではよい傾向が出てくるかと思います。
まとめ
このように長期では下げ相場であるものの、目先には明るい材料があるため、ひじょーーーーーーーーーーーーーーにわかりにくい状態です。
すぐ下がるかもしれませんし、もう少し上がる可能性もあります。
やや上向きながらビットコインがあまり動かない状態のほうが、新規上場して割安な注目度の高い通貨が上げてくる可能性が出てくるので、個人的にはもう少し続いてほしいと思います。