仮想通貨全体の時価総額
仮想通貨の時価総額は8月に160ビリオン達成後、9月に入ってから急落し、100ビリオンを割りそうな勢いで下がりましたが、現在は130ビリオン前後で推移しています。
下がった原因としては、中国取引所の閉鎖が決定したことでしょう。
一時閉鎖ではなく今のところは閉鎖で決定です。
9月20日~30日に大部分が閉鎖。
10月終わりにユーザーが多い大手取引所のokcoin huobiは若干猶予ありの閉鎖予定。
10月の党大会が近いのでそれまで厳しい対応が続くと言われています。
その後、管理するため取引所をライセンス制にするという噂もありますが不透明感が強い。
世界ビットコイン取引高の30%は中国と言われており、単純に考えれば10月末にごっそり抜けることになります。
この埋め合わせというのは短期的には容易ではありません。
後を引く問題になりそうです。
中国の影響力がかなり落ちたため、現在は円、USD主導で仮想通貨価格を引っ張っています。
今後は中国の新しい情報が出るたびに上がったり下がったりする相場になると思われます。
あと中国でマイニングがどういう扱いになるかが注目されています。
一部ではマイニング機材の投げ売りが始まっているので中国でマイニング禁止の可能性も高まっているようです。
また、前回の中国取引所の出金規制で注目された取引所を使わず個人間で取引する「ローカルビットコイン」取引高が先月の3倍くらい増えているようです。
ビットコインは守りの局面
どちらかというと今は守りの局面ですね。
11月まではあんまり良い感じではないので買ったら上がるという場面では無いです。
こういう時は暴落が起こりやすいので、
これからビットコインに参入するのは工夫が必要です。
これから買う方は入金後、安易に買わずに暴落狙いをおすすめします。
入金後、円のまま待つのが良い局面です。
悪い問題が出て前日比20%~50%くらい下がった時、機械的に買えばいいと思います。
ビットコインは平時でも10%くらい平気で変動する市場です。
パニックになったときはさらに下がります。
なので狼狽して売ってくれたところを拾うのが一番楽で安全。
安く買って高く売るを実践すれば、長期で考えれば伸びる市場なので損はしにくい。
また20%~50%の下げが安すぎると判断され、値段が戻れば20%~50%以上の利益になりますからね。
数日後、結局何事もなかったように戻る、このパターンが多いのがこの市場です。
安く買えたら将来を信じてホールドするのもいいかもしれません。
また、積極的に利益を得る場合、リスクを取って空売りを仕掛けるのも良いかもしれません。
情報に注意
中国語のニュースサイトなどで情報収集は大事です。
いま空売りを考えているなら特に。
ツイッターなど人の意見は遅く不正確な場合が多いので、情報が正確かどうか常に1次情報を追っていきましょう。
爆上げする通貨もある
基本的に下げトレンドなわけですが、ビットコイン以外、その他通貨全部そうなのかというと違います。
こういう時に爆上げしてくる通貨もあるのが仮想通貨が面白い所です。
これは海外のビットコイン取引所Bittrexの1日の取引高多い順ですが、1日で60%アップするような通貨もあります。
今日だけというわけではなく、毎日何かしらの通貨が極端に上がることが多いのが仮想通貨市場です。
上のリンクを踏んで調べてみれば言っている意味が分かると思います。
ビットコインがダメだから他もダメというのは大きな勘違いだと言えます。