ビットコイン分裂問題とは
最近ビットコインを騒がせている分裂問題について。
簡単に言うとビットコインを使う人が増えて、昔の仕様のままだと送金が遅いから改善しようという取り組みに端を発した問題。
ビットコインをマイニング(採掘)している人(マイナー)の報酬が減っちゃうかもしれないので現行のビットコイン開発者のアップデート案にマイナーが猛反発して起こっている問題でもあります。
今の問題について非常にまとまった記事があるので紹介。
ビットコイン分裂問題続報!UAHFからSegWit2xへ。SegWit2xとは?7月21日に注目! - お金で悩みたくないのでゼロから学ぶブログ
これは凄く分かりやすい。
大手マイナーVSユーザーの争いがいつの間にか中国連合(中国の大手マイナー、取引所含む)VSユーザーになっているという話。
中国はビットコインを管理しようと考えて動いている節があります。
1月~4月頃の中国取引所の規制と制限付き緩和は記憶に新しいところです。
中国当局は絶大な権力を持っているので中国企業、あるいは関係の深い企業はその意向に表立っては逆らえません。
中国連合主導のSegwit2xかユーザー主導のSegwit(UASF)どちらが本流のビットコインになるかわかりませんが、
問題はSegWit2xにバグがあるっぽいんですよね…
バグのある通貨なんて使いたくないのが心理です。
憶測では意図的に抜け道を作って利益を確保しようとしているのではという話もあります。
または急ごしらえで作られたという話もあるので安定しないのかもしれません。
これが原因で数日前値段が下がりましたね。
どちらにせよ問題が解決か延期しない限りしばらく下がりそうだなーという印象です。
Segwit2xの支持率は、https://coin.dance/blocksで確認できます。
このグラフの赤い線がSegwit2xの支持率です。
今のところ圧倒的な支持率ですね。
ちなみに国内大手取引所ビットフライヤーはこの支持率を理由にSegwit2xを支持する方向で動くようです。
このコメントのままいくとすればビットフライヤーではビットコインが分離してもsegwit2xのコインしか扱わないってことなのでは?
— 川口達也 PERCUT(パーカット) (@kawaguchitatsu) 2017年7月13日
てことはビットフライヤーに預けてあるコインを分離させたUASFコインの方は破棄されてしまう可能性がある…
やっぱりハードウェアウォレットで保管だよね。 pic.twitter.com/YYSsSE79gY
Segwit2xは7月21日にソフトウェアがリリースされるようなので要注目です。
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